 | 農家の人と当日の打ち 合わせをする学生たち | 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC・市内遠藤)の国領二郎教授の研究室に所属する学生が、7月3日に開催される「七夕祭」で、模擬店のビジネスプランを作成し、実際に運営、売り上げに応じて出資者に利益を配分するというビジネスの実践に取り組む。こうした試みはSFCでも初めて。 今年度、国領教授の研究室では七夕祭の屋台を通してビジネスの基礎を学ぶというテーマが挙げられていた。今回、このプロジェクトに参加する学生は17人。グループに分かれてプランを立案、6月17日には卒業生を招いてプレゼンテーションを行い、出資者を集めた。七夕祭終了後には、決算・利益配分等ビジネスの流れを一通り体験する。 環境情報学部3年の三木友輔さんらが出店する「OiC─Y」は、SFC周辺の農家から仕入れた野菜をジャガバターと焼きトウモロコシにして販売する。 出費合計は6万円。材料や設備費、場所代や広告費などが含まれる。地元の農家に直接交渉したのは、新鮮な野菜を安く仕入れられるということだけではない。農家と直接交渉することで、前日や当日の材料調整が可能になり、リスクを減らすことが出来る。また、前売り券を販売することで、七夕祭当日までの利益を確保した。グループに対する出資者は15人。一株1000円で出資者を募った。 農家との交渉の際は、来場者に地元農家や野菜を知ってもらう機会になると提案。当日は地元野菜をPRするコーナーを設け、購入者にはアンケートに答えてもらい、消費者の生の声をフィードバックするという。 地元野菜に マッサージ 総合政策学部4年の日此浩介さんらが出店する「健康良品」は、七夕祭に来た人に「空き時間を埋める&元気になってもらうサービスを」とプランを検討。市内のナショナル整体学院の生徒らに協力してもらい、肩や首、足などのマッサージ10分とお茶のサービスを400円で提供する。同学院の横坂恵美さんは「学院の知名度UPにもつながり、生徒たちの実践の場にもなる」と企画に賛同した。 三木さんは「生産者の顔が見える、新鮮な野菜を是非食べに来てほしい」、日此さんは「藤沢でこの日一番安いリラクゼーション店です」と意気込みを話す。 |